2020年3月13日(金)に渋谷PARCO8階にグランドオープンするPARCO劇場。 舞台は 1979 年のウェスト・ハリウッド。 シンガーを夢見るルディ。 私が演じるルディは、感情の起伏が激しいけれど、愛情深い人物なので、とても難しい役柄だと感じています。 今回は、エンターテインメントの色あいも含めながら、楽しく作品を見ていただき、真の愛情の姿を感じていただきたいと思います。
><市川猿之助コメント> PARCO劇場オープニングシリーズに出演することが叶い、心より嬉しく思います。 発表されたラインナップは以下の通り。 シンガーを夢見ながらもショーパブのダンサーとして生活の糧を得るルディ。 ゲイのカップルであるルディとポールが悩み迷いながら、ともに世の中に立ち向かっていく様は心を打つ。 亞門さんがおっしゃっていたのが、ただのつらいストーリーにはしたくない、観客の皆さんにはエンターテインメントとして楽しんでいただいて、その裏にはこういうストーリーが実話としてあったという、その二つの側面を提示したいと。 とも思います。 そしてルディと共に少年マルコを育てようと、世間と闘う地方検事ポールを演じるのは 谷原章介。
>劇場で映画を観て大好きになった作品でした。 キャスティングの理由を教えてください。 二人の関係を偽ったことが原因で、マルコは家庭局に連れて行かれ、ポールは仕事を解雇されてしまう。 また、谷原さん演じるポールも作品を通して戸惑い変化していく難しい役です。 東山さんは『さらば我が愛 覇王別姫』や『サド侯爵夫人』で女形や女性をやられていることもあって、セクシャルマイノリティーの役を挑戦済みだから抵抗はないと思ったこと。 同公演は、稽古中において感染対策を徹底し、11月27日(金)に実施したPCR検査では全員の陰性を確認。 原作の映画に「大感動した」という宮本さんは、今回、どのような演出をされるのでしょうか。
>3人で暮らし始めてしばらく経ったある日、ポールの上司に誘われたハロウィンパーティで、ポールとルディがゲイのカップルであることが周囲に知られてしまう。 劇場で映画を観て大好きになった作品でした。 35年前、本戯曲でインカ王アタワルパを演じた渡辺謙がピサロ役に挑む。 宮本亞門さんが表現する世界観を楽しみながら全身全霊で演じたいと思います。 同劇場によると、1人の出演者が4日未明に発熱し、当日にPCR検査を行った結果、5日に陽性が判明。 宮本亞門がタクトを振る舞台世界初演に、どうぞご期待ください! ストーリー 1979年、カリフォルニア。 もう一度Rebornするためにこの作品があるような気がしています。
>僕たちは人の内面を探るのが仕事なので、演劇は、より必要になるものと信じています。 出口の見えない生活の中、運命の人ポールと、ダウン症を抱える隣室の少年マルコと出会うことで変わっていく。 凛とした強いたたずまいのイメージがあるので、そこは、ルディの強さとリンクするところでもありますね。 稽古もほとんどない中、監督の指示のもと、ヨーイドンで、一瞬で、共演者みんなが持ち寄ったもので作るんです。 ルディ役の東山さんは「感情の起伏が激しいけれど、愛情深い人物なので、とても難しい役柄だと感じています。 今回、東山さんのドラァグクイーン姿、踊り、歌、そして何よりダウン症のある役者さん高橋さん丹下さんとお芝居できることが楽しみ。 純粋にうれしいです。
>それでもなぜ僕は舞台をやるかというと、映像ってどちらかというと消費する作業なんです。 見返りを求めず、ただ愛する人を守るために奮闘する彼らの姿に我々は本物の愛を目撃する。 同性婚も、アダプトすることも、法律的には正式に許されていないんです。 街の片隅で3人は出会った。 2015年に舞台化のお話をいただき、原作の監督と脚本を手掛けたトラヴィス・ファインさんとお会いしました。
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