訴え の 利益。 訴訟要件(民事裁判)|横浜の弁護士による無料相談|横浜ロード法律事務所

民訴142条「二重起訴の禁止」(続編)

2 正しい 確認の利益は、原則として現在の 権利又は法律関係の確認であるときに認められます。 これに対して、原審判決 東京地判平成四・三・二七判時一四一八号一一三頁 は、確認の利益は、単に両当事者の主張する損害額が異なるだけでは認められず、誠意ある協議という努力によってもなお解決に至らない事情がある場合にのみ認められるとし、示談交渉における協議等の事情を重視し、確認の利益を狭く解する立場を採っている。 その訴訟の係属中、今度は、大谷君が前田君に 対して同貸金の返還請求訴訟を提起した(後訴)。 このことから、給付の訴えは履行期が既に到来した現在給付の訴えを原則とし、 将来給付は「 あらかじめその請求をする 必要がある場合に限り」(135条)認められます。 判例タイムズ1422号61頁. 第8回でも書いていますが、このことは、将来給付の訴えにおいても同様です。

>

ピックアップ過去問解説

裁判をやることによって原告、つまり国民に利益があるのかどうかということが、訴えの利益の有無を見分けるポイントです。 確認の訴えの利益があり法的に認められる場合についての条件• もっとも、株主総会決議を取り消す実益が消滅した場合、取消しの訴えは、訴えの利益を欠くものとして却下されることになります。 訴えの利益は「失われる」とされた判例. HP of Satoshi Iriinafuku - 民事訴訟法講義ノート - 訴訟要件 - 訴えの利益 G. 3 「確認の利益」に「権利保護の資格」と「権利保護の利益」の区別が反映される理由 以上のように、「確認の利益の存否」の判断にあたっては、「権利保護の資格」と「権利保護の利益」の考え方が「確認対象の適否」「即時確定の利益の有無」の問題として現れるわけです。 要は、 「即時確定の利益」が、それすなわち「確認の利益」そのものであって、「確認対象の適否」は「即時確定の利益」を判断するための重要な考慮要素ではあるが、同時に考慮要素に「すぎない」、といったイメージです。 第一のケースは、交通事故に基づく不法行為の被害者側においてその責任原因や損害額等について主張立証の準備が不十分な段階で、加害者側から損害賠償債務の全面的または部分的な不存在の確認が請求されると、被害者において適切な訴訟対応策を講じることが困難となる場合である。

>

【行政事件訴訟法】「訴えの利益」がないとされた判例と、あるとされた判例

6 藤原弘道/細井正弘・前掲注 1 三七頁。 9 藤原弘道/細井正弘・前掲注 1 四一頁。 2 医療機関に問題がある場合 交通事故による受傷について自由診療を行う医療機関が、被害者の愁訴に無批判に応えて不必要な治療を行っているのではないかとの疑いが持たれ、このような悪質な医療機関に対する牽制手段としてこの種の訴訟が利用されている 8。 例外として、証書真否確認訴訟(民事訴訟法134条)、国籍訴訟(最高裁判決昭和32年7月20日は、現在日本国籍を有することに争いのない場合、国籍取得が国籍回復許可によるものでなく日本人を父として出生したことによると主張する者はその旨の確認を求める法律上の利益があるとされました)等があります。 したがって、市街化調整区域内にある土地を開発区域とする開発行為ひいては当該開発行為に係る予定建築物等の建築等が制限されるべきであるとして開発許可の取消しを求める者は、当該開発行為に関する工事が完了し、当該工事の検査済証が交付された後においても、当該開発許可の取消しによって、その効力を前提とする上記予定建築物等の建築等が可能となるという法的効果を排除することができる。

>

訴えの利益とは

これに対し、 の対象は明確に限定されない。 19)。 尚、わが国の確認の利益に関する通説・判例の詳細は、野村秀俊・前掲注 13 一〇頁以下参照。 以上のように、 過去の遺物と言われる「権利保護の資格」と「権利保護の利益」の考え方が、訴えの利益の一つである「確認の利益」の存否を判断する上では、「確認対象の適否」「即時確定の利益の有無」という形で現れているのです。 [訴訟と市民] 訴訟は一方の当事者 原告,刑事訴訟では検察官 の判決を求める申立て 民事訴訟,行政訴訟では,刑事訴訟では があってはじめて開始される。

>

訴えの利益とは

に同じく、訴えの利益は の一つであり、それが存在しなければ、本案判決は下されない。 確認対象選択の適否 [ ] 従来、3つのドグマがあると言われてきた。 適切性の面では、将来の権利関係の確認はできない、積極的確認と消極的確認の双方が可能なときは積極的確認をすべき、形成権や請求権の存在確認訴訟はできないといわれます。 判例は身分行為については、一つ一つを正確に探求して忠実に戸籍に反映させようとしていると見られる。 これを俗に「門前払いの判決」という。 たとえば交通事故の被害者が訴訟などの法律上の手続に訴えることなく、あくまでも執拗に不当な要求を行い続ける場合には、加害者側から損害賠償債務の不存在とか適正な損害賠償額の確定を求めて、自らの立場を明らかにすることが必要となる。

>

行政書士の試験科目より 行政事件訴訟~取消訴訟の要件になる『訴えの利益』の有無とは?~

13 奈良次郎・前掲注 2 六五頁、一一一頁、納谷廣美・判例時報一四四九号 判例評論四一一号 一九九三年 一九六頁参照。 因みに、本案に関する債務不存在確認訴訟と立証責任については、井上典治・ケース演習民事訴訟法 一九九六年 一四〇頁以下参照。 また本件のようなケースでは、まさに症状が固定したか否かが中心的な争点になることが多いのであり、確認の利益を否定することはできない 42。 第二のケースは、被害者からは何らの請求さえされていない場合、あるいは当事者間で誠意ある解決を目指して協議、折衝が続けられていて、その続行、解決を妨げる何らの事由もない場合に、加害者側から一方的に債務不存在確認の訴えが提起されるケースである。 その中で、「権利保護の資格」と「権利保護の利益」という概念の理解が、確認の利益の理解にとって重要である、といった話をさせていただきました。 行政訴訟 [編集 ] 裁判は、現実的救済を目的とするのでにより原告の救済が達成できなければ、 訴えの利益は認められない。 2.共同相続人間において具体的相続分についてその価額又は割合の確認を求める訴えは,確認の利益が欠ける。

>