国立 研究 開発 法人 農業 食品 産業 技術 総合 研究 機構。 農業・食品産業技術総合研究機構

野菜の機能性研究~たまねぎのケルセチンによる認知機能改善の可能性~

東京事務所() 脚注 [ ]. 2019年には、研究成果の対外発信を担う『農研機構技報』(年4回刊行)を創刊した。 H31. 本所(茨城県つくば市)• 大田研究拠点()• 役割 [ ] 南北に細長く、地域ごとに特有な気候風土を有する日本の特質を踏まえ、各地域の多様な気候風土にあわせた農業生産技術の開発や、地域に特有な農業資源を高度に活用するために5つの地域農業研究センターがある。 各研究部門と重点化研究センターでは、それぞれの分野での基礎的・基盤的な技術開発を行う。 本所()• 綾部研究拠点()• 支所()• 【要約】 人々の健康への関心は高く、健康の維持・増進に役立つ機能性を表示する機能性表示食品の市場が大きく伸びている。 試験地(鹿児島県)• (平成三十一年農林水産省令第二十五号)• 調査地域で入手した野菜などの食品に含まれるケルセチンの量を測定したところ、ケルセチンはたまねぎに多く含まれる他、夏に収穫されたアスパラガスやサニーレタスなどの緑黄色野菜に多く含まれていた(図1)。 ケルセチン高含有たまねぎの粉末10グラムは約50ミリグラムのケルセチンを含んでいる。

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北杜研究拠点() 地域研究センター [ ]• さまざまな料理に用いることができるたまねぎは、ケルセチンの摂取に適した食材であるといえる。 また、研究開発とビジネスの橋渡しを行う食農ビジネスセンター、農林水産省の競争的研究資金の分配を通じたを行う生物系特定産業技術研究支援センター、国としての植物の品種登録や種苗管理を担う種苗管理センターを内部組織として有する。 Mol Nutr Food Res, 55, 530-540. 機能性を表示するためには、病気にかかっていない人に効果があり、関与成分が明らかで作用機序が考察されていることが必要である。 岐阜大学の中川らは、ケルセチンを飼料に混ぜて食べさせると、認知症であるアルツハイマー病のモデルマウスや年を取ったマウスの認知機能が改善することを明らかにし、作用機構に関する研究も進めている ( 注8 )。 比較的軽い認知障害のある5名の患者に、ケルセチン高含有たまねぎと白たまねぎの摂取前後で認知機能検査を行って比較した結果、ケルセチン高含有たまねぎを食べた時にのみ、記憶機能のうち、単語などを思い出す想起機能の評価点数が良くなることが明らかになり、ケルセチン高含有たまねぎが想起機能を改善する可能性が示された(図3)。 農林水産省傘下の試験研究機関に由来する独立行政法人は、当法人以外に、があり、他に所管の、所管のがある。

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このことから、認知症ではない高齢者ボランティアを対象とした試験でも、認知機能を改善する可能性が示された。 欧米の調査研究では、食事からケルセチンやケルセチンに似た化合物(フラボノール類)を多く摂る人は、心筋梗塞で亡くなる割合が少なかったと報告している。 研究拠点()• 館内は、研究成果を紹介するエリアと、農業技術発達資料館の2つのエリアがあります。 しかし、野菜の摂取量は未だ目標に届いておらず、その一方で、国民の健康への関心は高い。 Functional Foods in Health and Disease 7, 353-374. 「改定長谷川式簡易知能評価」は認知症でよく用いられる検査法である。

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農村工学研究部門(旧)• 次世代作物開発研究センター(旧、、作物育種研究センター)• 研究拠点()• ・研究拠点()• 農業環境変動研究センター(旧) 研究基盤組織 [ ]• (平成三十一年財務省・農林水産省令第二号)• H31. 1 はじめに 野菜や果物を多く食べる人は、肥満や糖尿病、心臓病、がんなどになりにくいことが、さまざまな調査研究で明らかにされている。 本部と5つの地域農業研究センター、7つの研究部門、3つの重点化研究センターからなる。 5倍から2倍程度であった。 農林水産省関係研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律施行規則等の一部を改正する省令• (2011)Quercetin suppresses immune cell accumulation and improves mitochondrial gene expression in adipose tissue of diet-induced obese mice. たまねぎの認知機能改善効果を明らかにするためには、さらに介入試験を行って確認をする必要があるだろう。 経緯 [ ] 2001年4月に、農林水産省に属する試験研究機関のうち農業研究センター、果樹試験場、野菜茶業試験場、家畜衛生試験場、畜産試験場、草地試験場、北海道農業試験場、東北農業試験場、北陸農業試験場、中国農業試験場、四国農業試験場、および、九州農業試験場の合計12機関を整理統合し、農業に関する技術上の試験及び研究等を行う「 農業技術研究機構」として発足した。

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01 施行• H31. (2017)A randomized, double-blind, placebo-controlled study evaluating the effects of quercetin-rich onions on cognitive function in elderly subjects. 農研機構の場合は、企画及び監督を行う機関である、および同事務局をそのままの機関として存置し、傘下の試験研究機関のみを整理統合して化した。 注9:参考文献(6) 6 おわりに 主に海外でケルセチンのサプリメントを摂取する介入試験が行われており、肥満で高血圧の患者の血圧を下げるなどの報告もあるが、病気にかかっていない人に対するたまねぎの効果を示す報告はほとんどない。 01 施行• 都城研究拠点(宮崎県)• 注1:フラボノイドは植物が厳しい環境や外敵から身を守るために作り出したと考えられるポリフェノールの一種。 注2:植物ステロールは野菜、大豆、米などに多く含まれる油脂成分。 北海道で栽培されるたまねぎは、本州で栽培されるたまねぎに比べてケルセチンを多く含むことが報告されている。 その後、2011年ににより農業者大学校が廃止され 、2016年に、、と合併するとともに、内部研究所が研究部門として再編され 、現在の体制に至る。 (平成三十一年農林水産省令第三号)• 認知機能を改善し、認知症や認知機能低下を予防する食品の役割に期待がもたれている。

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本所(茨城県つくば市)• 2003年10月1日の改革に伴い、農林水産省所管の「生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構)」と統合して「 農業・生物系特定産業技術研究機構」と改称、さらに2006年4月1日、同研究機構に「農業工学研究所」及び「食品総合研究所」を統合するとともに、廃止された「」の機能を受け継ぎ「 農業・食品産業技術総合研究機構」として発足した。 筑後・久留米研究拠点(筑後)()• 内部組織 [ ] 2016年度の再編以降の内部組織。 摂取期間の前後で、それぞれのグループの点数は変わらなかったが、年齢の中央で二つに分けた場合の年齢の若い群では、ケルセチン高含有たまねぎを摂取した人たちのミニメンタルステート検査の点数が高くなった(図 4)。 カッコ内に旧体制での組織名称を記載する。 農研機構では、たまね ぎなどに含まれるケルセチンの機能性に関する研究を行い、たまねぎの新たな機能性として、認知機能を改善する作用を示唆する結果を得たので、紹介したい。 産業技術総合研究所とのなりたちの違い [ ] (産総研)の場合は、旧工業技術院において企画及び監督を行う本院と、工業技術院傘下の研究所を全て含めて産総研の形にまとめ、その後、化した。 17 施行• 本所(茨城県つくば市)• 一般向けの見学施設として「食と農の科学館」を本部に併設し、無料公開している。

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